きいそう、あの高身長の人だ…
この人この辺に住んでるんかな?
今まで会った事ないけどな、とか思いつつ
私は人間観察が物凄く好きなのかお客さんの事を記憶するのが
早かったこれはある意味あたしの特技何だろう…
だから余計そんなことを考えていたら
その人は私に「モテるんだね、仕事頑張って」って言い去って行った。
モテる?どうゆう意味だろう
別に告白もされてないし
いや、飲食店でされたなけどそんなことあの人は知らないだろうに
よくわからないままとりあえずバイト終了
で、あの子そうその時思った
私の名前教えたけどあの子の名前そういえば知らないや
って思いながら待っていた
けど中々来なくて30分は待ったかな…
遠くのほうで大きな声が聞こえたあたしの名前を呼んでたらしいけど
私は耳が悪いから叫んでるしか思わなかった。
息を切らしながら走って来たその子は
あたしに「ありがとう、おれ最近元気貰ってるおかげで毎日学校いけてるんだ!
先生にどうしただ最近って言われてコンビニにいる人がめちゃくちゃいい人で話聞いてくれるんだって話したらお礼言わないとなって言っててそれは俺の方だって思ったんだよ。だから、お礼言いたくて「ありがとうございます。」
私はただ話をただ話を聞いてあげてただけなんだけどな。
って思いながら
「話を聞いただけじゃん!そんな気にしなくてもでもこちらこそありがとうわざわざそれを言う為に来てくれて」
その子は照れ臭そうに「あの連絡先教えて下さい。」
「いいよ。はい」と連絡交換した。
「やった!俺、猛アタックしますから覚悟してくださいね。」
「猛アタック?なんのこと?」
「あれ?頭弱い?」
「ハイハイ!弱いわよ、何か問題でも?」
「いやないです。そうゆうの可愛いですね。」
なんかめちゃ馬鹿にされてる感じするんだけど・・まいいか
「基本バイトばっかだから返信遅いけど気軽になんでも言っておいでね」
っていいバイバイした
当時私は16歳だったから移動は自転車、なのでそこに向かうと
一枚の紙とボールペンが入っていた
とりあえず、暑くて早く帰りたかった私はその紙を鞄にいれ
帰宅した